J:COM防災企画番組にメンバーが出演

2025年5月24日にJ:COM熊本(地上波10ch)で放送された「こちらJ:COM安心安全課~熊本市★防災ゲームで災害時をイメージ!~」にSCB放送局メンバーが,崇城大学情報学部の学生や高校生イノベーション創発グループF.I.Y.の高校生メンバーとともに出演しました.

くまもとクロスロード研究会が主催した今回のイベントで,メンバーらはクロスロードという災害時に役立つカードゲームを体験しました.

クロスロードとは,①決心と対話を重視し,②経験の伝承を可能とし,③多様性を認め合える防災教育のカードゲームである. 引用:くまもとクロスロード研究会Website

例えば,積み上げられた質問カードをめくると,「ある被災者が避難所にペットの犬を連れて来た.あなたは認める?認めない?」という,考えさせられる問いが・・・.

この問いに,メンバーらは「Yes」「No」いずれかのカードを提示するとともに,理由を説明しなければなりません.Yes/Noのうち,多数派にご褒美の座布団(カード)が与えられるのですが,Yes/Noのいずれかが一人しかいなかった場合,ピカピカに輝く「金座布団」が与えられるのです!

災害時には,数少ない災害備蓄品や狭い避難所の居住スペースといった制約が多い状況において,個人と全体の満足の両方に配慮した判断(決心)が求められると同時に,多くの人の納得感を生み出すための丁寧な説明が求められます.熊本地震を経験した多くの学生メンバーにとって,とても考えさせられるカードゲームでした.

崇城大学情報学部/SCB放送局 津志田颯斗さん
崇城大学情報学部2年 米野紗弥香さん
崇城大学情報学部2年 小松夢乃羽さん
クラーク記念国際高等学校熊本キャンパス3年/F.I.Y. 田代妃陽さん
くまもとクロスロード研究会事務局長の松里さんの丁寧なガイドで楽しく体験できました!

このクロスコード体験会の様子は,SCB放送局のレギュラーテレビ番組「チキチキつながるラボラトリー」7月号で詳しく取り上げます!おたのしみに!